梅雨時期のごちそう①東京湾金谷沖のジャンボ鯵

仕掛けづくり
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2024/06/05 水 内房金谷フェリー港の船宿さえむ丸さんからアジ釣りに出かけました。産卵期を迎えた特大の鯵、地方によって大鯵(30せんち程度)をメガ鯵と呼んだり、40センチクラス以上をギガアジ、鬼鯵と呼ぶようですが、船長によるとここ金谷はジャンボ鯵だそうです。

さえむ丸の集合場所はフェリー港前の看板が出ている小屋の前。車を前に止めて仮眠をしてもOK。4時30分になると店が開くので受付を済ませて氷をもらい乗船します。金谷は漁協の取り決めで、朝6時まで遊漁船は港から出られないので、1時間位上空きがあります。そこで船に荷物を放り込んだら、ツケ餌のオプションに青イソメを購入しに車を走らせました。信号1つ先の岡澤釣具店に売っているはず。行ったら1品分はあるよというので1パック700円で購入。めちゃ高いです。おそらく乗船者向けのツケ餌で水漬けだから活きも悪い、嫌な予感が走りました。因みにあてにしていた市原フィッシングセンターが24時間営業ではなくシャッターがしまっていて活きの良い青イソメが買えなかったんです。

とにかく出船しました。釣座は右舷オオドモ。道具をセットして仕掛けを付けます。このところ私の仕掛け作りの精度が格段に上がり、もう市販品を買うことはほとんどなくなりました。流石にイシナギのときは買いましたが😂

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今回は特大サイズだし、最近ハマっているDUEL製のピンクフロロハリス使っているので、少し号数強気に3号160センチ、そしてさらに強度高くするために根本を親子クレンサルカンで2又に振り分けて使う振り分けじかけにしました。

※主仕掛け:ハリスピンクフロロ3号160センチ、銀ムツ12号、枝:ピンクフロロ3号80センチ、銀ムツ11号 つけ餌:青イソメ、赤タン ビシ:80号横目(オキアミ用を一部間を広げて使用) 天秤:サニー商事ハイブリッド天秤にゴムクッション1.5ミリ20センチ装着。

ちょっと太いかなぁ…と思いつつ第一投。これはコマセマキ、3回ルーティンを行い引き上げる。コマセ詰替・・・・???青イソメないぞ?餌取りですかぁ???

ちょっと期待しつつコマセ6分目詰めて、青イソメつけて第2投。

糸ふけとり、底から1.5m上げて、50センチ刻みでソフトにしゃくり、底から3mで1回しゃくる。30センチ上げて底から3.3mで「ぐん!」くんとかくくっじゃないのよ、ぐんですよ、竿先しなるし。

えっ?これかかった?

ゆっくり竿を上げて手巻きで5m巻く。グイグイ引きましたよ。で、ガッチリ針掛かりを確信したので電動スイッチを入れて一定速度で巻くと、「デカッ!」タモにギリギリのサイズで入らないんです。なんどか格闘して上げた鯵は51センチ!

こんな感じでちょこちょこあたるも、小さいタモに入らずバラシ数回、ふぐの猛攻にハリス切れ、いろいろ苦戦もしましたが、終わってみれば、40センチオーバーマアジ14、うち50センチ超え5、1㌔サイズクロダイ2、23センチカワハギ1と満足な結果!

下船後近くの公園で潮を洗い流し、片付けして金谷を12:20に出ました。帰宅も15:30と丁度良い釣行でした。すぐに4匹を捌き、半身刺身用3匹とフライ用1匹を真空パックして、約束した人々におすそ分けしました!

まずは鯵の薄造り。新鮮な鯵は薄くスライスしてもしっかり旨味もあり歯ごたえもあります。かるーく飾り包丁入れて、生姜醤油で口に運ぶと夏が一気にやってくるのです。またカワハギはもう暑く肝は小さいので身を楽しみます。糸作りまで細くないお作りがいいですね。何と言っても生鯵の王者はなめろう!房州の漁師料理。皿まで舐めるほど美味しいからとか語源には諸説あるものの、うまけりゃいい。これ意外と味付けに違いがあって。私の好みは、信州の無添加合わせ味噌で比較的甘口。ネギは青ネギ、これに大葉をみょうがを刻んでおろしショウガでトントントン、かなりタタキます。
続いて鯵の薄造り。これは半身におろした鯵を丁寧に血合い骨抜いて、薄くスライス。カワハギも同じ。クロダイは半身におろして皮目をキャンプ用のガストーチで少々焦げ目ができるくらい炙り、すぐに氷水で締める。キッチンペーパーで拭いて飾り包丁出て喰らう!

鯵の白子酢醤油

鯵の白子は産卵直前だけのごちそう!イサキももちろん白子は美味しいけれど、鯵のは捨てている人多いのでは?新鮮な鯵なら臭みもなくて甘くてうまいんです。あいにくポン酢を切らしてしまい、苦肉の策で米酢と醤油、少々のめんつゆで食べてみたら実にうまい!怪我の功名ですね。これにこんどは伊豆七島の島唐辛子加えてみようと思います!

ジャンボ鯵の干物。いしる漬

大きいの!ネットに入りませんでした。しょうがないから少し曲げてねじ込みました。なにせベランダ干しなので少々小さいネットしか使えません。これは、頭を落としてワタを抜いたら腹開きで、能登産んの「いしる=烏賊の魚醤」「よしる=鰯の魚醤」と塩を水で割って漬けます。濃さは舐めてみて海水より少し薄いくらいかな?なにせそろそろ塩分期にしないといけない歳なもので😂日中干したらその日のうちに取り込まないと固くなっちゃいます。

3日目、刺し身も飽きてきますと、刺し身を寿司飯に載せてちらし寿司もいいですよ!とにかく身が厚いからクタクタしてこないんです。

そしてそろそろ日が経ってきた4日目、火を通しましょうということで、アジフライ!

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これは絶品です。中からじゅわって旨味が出てくるし!最高ですよ!

ビバ東京庵マアジ!って感じです。

ということで、まだジャンボが釣れるだろう???再来週再度釣ってきます!

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